お客様が、「のこぎりくださーい!」と言われても、まず何を切るのか聞きます。
板を切る場合と、
立ち木を切る場合では、のこぎりの種類が違います。
まず、板を切る場合は、目の細かい左の写真の様なのこぎりをお薦めします。
昔ののこぎりは、切れなくなると、目立てに出して、包丁で言う研ぎのような事をします。
しかし、最近では、替刃式に代わってきています。刃だけを購入して
交換すれば、新品の時と同じ切れ味に戻ります。
刃も荒い物から細かい物までいろいろな種類があります。
又、メーカーによっても取り付け部分がちがうので、見本を持っていく事をお薦めします。
刃の目の細かい物は切り口がきれいに切れますが、切る時間がかかります。
反対に荒い物は、ガサガサと切っていけるので時間がかかりませんが、切り口が、ガサガサです。
用途によって使い分けて下さい。
立ち木の場合は左の写真のような目の荒い「剪定鋸」を使います。
立ち木は水分があるため、目が細かいと、目づまりをしてしまいます。
こののこぎりも替刃式です。
替刃を交換すれば新品同様に使えます。
使いたい時にすぐ使えるのは便利です。
又、目の粗さは同じぐらいですが、左の鋸の様な折鋸もあります。
しまっておく時に刃をしまう事ができるので、長く使えて、コンパクトにしまえるので便利ではないかと思います。
以上のようにのこぎりと言ってもいろいろあります。
用途に合ったのこぎりを選ばないと無駄な労力を使わなければいけなくなります。
又、専門店で相談するのも良いと思います。
本日紹介しました替刃式鋸ですが、本体は
約1300円~4000円ぐらい替刃は
約400円~2300円くらいです。